大人でも感染します!油断は大敵「ロタウイルス」

ウイルス性の胃腸炎のひとつ、「ロタウイルス」。

小さな子供がいるご家庭では比較的耳慣れた病名だと思いますが、大人だと「ロタ?なにそれ」なんて反応が多いかもしれませんね。

「ロタウイルス」よりむしろ「ノロウイルス」の方が、ウイルス性胃腸炎としては知名度は圧倒的に高いですもん(笑)。「ノロウイルス」も「ロタウイルス」同様に胃腸炎ではありますが、ウイルスの種類が違います。

子供が掛かりやすく重症化もしやすいと言われているウイルス性胃腸炎ですが、大人も感染する可能性は充分にあります。今回は「ロタウイルス」に焦点をしぼって、「大人が感染したら」のお話をしていこうと思います。

 

ロタウイルスは発症するまでどれくらい?「潜伏期間」は?

いつどこで貰ってくるかも分からない「ウイルス」。冬は胃腸炎、インフルエンザなど様々な病気が流行します。今回お話する「ロタウイルス」、これもまたいつどこで遭遇するか分からない迷惑極まりないウイルス

ですが、間違いなく言える事は「どこかで頂いてしまった」と言う事実です。その「どこか」で頂いてからいわゆる潜伏期間は、「1~2日」または「1~3日」と言われています。

潜伏期間としては非常に短く、その後発症すると

激しい嘔吐 (1日に5~6回嘔吐することも)

・激しい下痢 (激しい水下痢、色に「白っぽい」特徴あり)

・発熱 (期間的には一般的には短い)

 

以上のような症状が現れるのが典型的な特徴です。

 

ロタウイルスはかかってもまたかかる?

乳児期に任意で予防接種(経口生ワクチン)の選択肢があり、接種しても2~3年の持続期間で免疫は消滅します。

その後何らかの理由により感染したからと言って、体内に免疫が出来ると言うものでもありません。医学的も「免疫と言う形では残らない」とは言われていますので、一度感染してもまた感染することは十分あります。

しかし仮に再び感染してしまっても次は重症化することが少なく、むしろ非常に軽度の症状で済んでしまった、と言う話をよく耳にします。

 

ロタウイルスの回復には時間が必要!二次感染にも注意!

ネット上で調べると「長くても10日程度で回復」と言う情報が比較的多くみられるような気がします。

実際におおよそその通りで「回復始めるのが1週間から10日くらい」だと思われます、比較的重症の場合ですが。

私も実際に娘がロタウイルスによる脱水により入院を余儀なくされた経験を持つのですが、入院5日、その後1週間くらいで回復し始めたような記憶があります、が、それでも下痢はしばらく続いて娘の場合は1か月少し、完治にはかかりました。

 

そしてここからが大切!

二次感染の話です。

家庭内でロタウイルスに感染した人が現れた場合、家族全員が感染する可能性は非常に高まります。

実際に私も時間差1日程で感染し、主人も娘の退院後数週間後に感染して救急車で運ばれました・・・。私が感染したのはしっかりと理由がつきます。

「ロタウイルスとは知らず、手袋などを使わずに嘔吐物や便の処理をしてしまったから」。

ちなみに、実母も汚物処理を手伝い、私とほぼ同時に感染・・・まさに二次感染。

主人の場合は、こう推測します。「同時期に胃腸炎に感染してしまい、娘の入院する病院に回復するまで出入り禁止になった

私の代わりに夜は仕事後に付き添いを続け、疲労が貯まったこと、そして回復しても排便からはウイルスがしばらく排出され続けるところ、恐らくいつもの便の処理と同様として甘くみていた、さらに室内のドアノブなどからの接触感染」ではないかと思われます。

このような流れで二次感染を誘発してしまうケースは、非常に多いかと思われます。ロタウイルスは非常に感染力が強いので、「発症の強さはさておき、いづれにしても発症してしまう」、と言うケースは珍しくはありません。

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ロタウイルスの二次感染で注意をすべきポイントは

・ウイルス感染者が出た場合、室内のよく手を触れる場所(ドアノブ、椅子、家具の縁など)はしっかりと漂白剤(キッチンハイターのような塩素系洗剤)入りの水で掃除をする

・嘔吐物、排せつ物の処理および付着してしまった衣類などは手袋をして、個別で洗濯、漂白も

・ゴミとして嘔吐物などを出す場合は、袋の口はしっかりと閉じる→乾燥して空気感染を誘発することも十分考えられる

・感染ルートをしっかり把握しておくこと

 

このような二次感染予防対策は頭に置いておく必要性は高いと思われます。

 

感染ルートって一体・・・?

主な感染ルートは 

① 接触感染 

② 経口感染

この2点をしっかり認識することが大切です。

大人の約70%の感染ルートは乳幼児からなので、子供たちが幼稚園、保育園に通っている場合、子供の体調はもちろんのこと、子供の周辺の感染状況もある程度把握しておく必要があるかもしれません。

子供たちが重度に発症しなかったとしても、菌を持ち帰っていたら体力が落ちている大人が見事に感染してしまう事だってあり得るんです。

念には念を、自分や家族を守るために意識しておくといいかもしれませんね。

 

ロタウイルスに感染したらの対処方法

仕事は休む

感染してしまったら、それはまずやはり、お仕事は出来るだけお休みしましょう。そもそも、あまりにも激しい嘔吐、下痢があるようであれば仕事が手につく様な状況にはなりません。

トイレに籠りっぱなしになります。先ほどもお話しましたが、「ロタウイルス」は感染力が非常に強いので、職場にもウイルスをまき散らしている可能性だって十分ある訳です。

無理して仕事に行っても、仕事にならない又は職場の人へ移してしまう可能があり、迷惑でしかありません。絶対に無理はしないでくださいね。

また、症状が軽くなったからといってすぐに出社しないでください。ロタウイルスは非常に粘り強いウイルスなので症状がすこし回復しても、体の中に菌が残っており職場で二次感染を引き起こす可能性があります。

完全に治ってから又はお医者さんからOKが出てから仕事復帰してください。仕事場の方に迷惑をかけないように気を付けてください。

下痢止めは絶対に飲まない

コレは意外?なんて思ったかたは注意が必要です。

あまりにもひどい下痢をどうにか止めたい・・・気持ちは分かります。しかしウイルスを排出しないことには回復はどんどん遅くなるだけの話です。

ロタウイルス自体にも治療薬がないので、ビオフェルミンなど整腸作用のある薬を飲むことが一番いいと思いますが、まずは医師にしっかり相談をしてからにしましょう。

水分をしっかり摂る

乳児の感染の際には必ず言われることなのですが、水分の補給は出来るだけ多く摂ってください。

飲めばその分出ます、排せつ物として、同時にウイルスも流れ出ます。

 

さいごに

いかがでしたか?

大人でも感染すると、とんでもなく辛い目に遭う可能性を秘めている「ロタウイルス」。やはり出来れば感染せずに毎年流行時期は逃げ切りたいものですよね。

娘は入院騒ぎ後からビオフェルミンを長期的に飲み、それ以来数年が経過していますがその後、一度も胃腸炎に感染することもなく、下痢すら全くしていません。

どうやらビオフェルミンにより、腸内環境が非常に整い強くなったのではないか、と思います。

このような例からも、胃腸炎を未然に防ぐ方法として、普段から腸内環境を整えておく、というのも実は自分や家族を守る得策のひとつなのかもしれません。「ロタウイルス」は冬が流行の本番です。

みなさんくれぐれも体調を整え、ウイルスを弾き返してしまいましょう!

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