毎年この時期は、それでなくてもインフルエンザA型やらB型やら新種やら、はたまた「なんてことはない、ただの風邪だったよ」なんて話題で持ちきりになるもの。

風邪を引いて無症状で元気ならともかく、風邪はそういったものではないのはみなさんもご承知の通り。その中でも咳、鼻水、発熱など症状がさまざまありますが、今回は「痰」についてのお話です。

 

喉から口へ上がってくるあの「ぬちゃっ」としたイヤな感覚。でも痰が出ると言うことは、色々なサインを示してくれているという事なのです。

さてそのサイン、どのように判断するべきなのでしょう?あまり聞いていて気持ちのいい話ではないですが、時期的にも大切!

大人だけでなくお子さんにも共通して言える話なので、家族単位でよく理解しておきましょう!

痰が出るのは、治りかけなの?

「痰が出ると回復に向かっている」よくこの説って耳にしますが・・・本当なのでしょうか?私もこの言葉をずっと信じ続けてきたひとりです。

そしてとうとうこれが真実なのかを調べる時がやってまいりました。・・・で、結論から申しますと

 

「色や質によります」

 

あ、なるほど。案外あっさり納得できたのは私だけでしょうか(笑)ではどのように違いがあるのか、ここからお話していきましょう。

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黄色い粘着質な痰は感染の兆候

ということは。回復傾向にはほど遠い状況です。むしろこれからますます悪化していく事が予想されるシグナル。

そもそも黄色いのはどうしてか?

それは白血球と細菌が戦った残骸で、それが黄色い色がついて痰となり残るのです。本来は痰は無色透明なもの。

なのでこの黄色って・・・結構な細菌がっちりな色って事なのですよね。

緑〜黄緑の痰も細菌感染!

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黄色い痰と比較的似ているのですが、ただ緑の痰の方がやや厄介な病気が潜んでいる可能性を秘めているのでご注意を。

  • 慢性気管支炎
  • インフルエンザ桿菌
  • 蓄膿症
  • 緑膿菌

 

これらの病気に感染している場合、そして結核や肺炎の場合にもこのような緑がかったねちっこい痰が出る事が多いとか。

体調が「こりゃ少しおかしいな」と感じた時には我慢せず、医師の診断を受けるようにしましょう。油断は大敵です!

白色〜淡黄色

これはシンプルに「(軽い)風邪を引いてます」程度なものです。

特には心配する必要ないですが、今後悪化していく可能性も十分ありますのでうがいや睡眠、食事をしっかり摂って軽いうちに回復させるように心掛けましょう。

痰を治す、対処方法はある?

やはり痰が絡んだり咳がひたすら残るのは苦しいもの。そんな時にどんな対処法が効果的なのでしょう。

加湿を心掛ける

湿度は少し高い方が効果が高いものです。理想は40~60%がいいそうなので、加湿器を利用したり室内に洗濯物を干して湿度を保つのもいいでしょう。

私もこの時期は時間的に早めに洗濯を終わらせ、子供たちが寝るまでの間は洗濯からの加湿も施すようにしています。

のど飴

一時的なイガイガを緩和させるにはのど飴が非常に適しているようです。また、喉にやさしい成分が含まれているので、舐める事で軽い治療にもなりますし、喉の不快さを紛らわす要素にももちろん効果を発揮します。

 

うがい

うがいは何より、風邪にかからない様にするための最も有効な予防法のひとつ。

そして風邪に感染してしまった状態であれば、喉についている殺菌を除去する目的、そして喉への水分補給として効果を大きく発揮します。

喉が乾燥していると痰が絡みやすくなり、痰を排出することも困難になりますのでうがいを侮ったり、怠るとイタイ目に遭うので・・・うがい手洗いこれはセットで!

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風邪以外の原因は考えられる?

痰の色でも「どれだけの重症度」かが何となく把握出来たのではないでしょうか。

もしも黄色い痰が出続けている場合は・・・やはり細菌性の風邪の場合なので何か菌をもらってきてしまったという事にはなります。

基本風邪自体、細菌性かウイルス性のどちらかに分けられるのですが、黄色いだけの痰であれば極端に大病が潜んでいることは確率的には低そうではあります。

むしろ緑の痰が出た時の方が注意が必要です。ただし黄色い痰でも今後の症状の変化によっては十分併発などもあり得ますので、風邪を甘く見ないでください。

ひとつひとつの症状を見て「いつもと違うな」と感じたら必ず医師の診察を受けるようにしましょう。

 

さいごに

いかがでしたか?季節柄、インフルエンザが大流行しています。今年は出だしが遅かった流行なので、案外油断していた方も多かったのではないでしょうか?

・・・実は私も完全に油断して、そして子供たちが見事に感染してしまいました。

まさに今、痰が見事に絡んだ咳をしまくっている状態です。小さなお子さんは痰を出す事がなかなか難しいとは思いますが、大人の方は痰を口の中に感じたら必ず吐き出すようにしましょう。

 

痰にはウイルスがいっぱいです。体から出す事によって結果、回復を早めることに繋がるのではないでしょうか。

小さなお子さんでも、出来るようであればなるべく出させるような習慣や練習をするにもいいチャンスかもしれませんね。

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