お子さんの具合が悪くなり「風邪かな?」と思っていたらいつもより症状が重い場合って本当に大丈夫か不安になりますよね。

「もしかしたらうちの子供肺炎かも?」と慌ててしまうことも少なくないでしょう。

 

しかし、肺炎がどんなものか実は良く知らない人も居るのではないでしょうか?そんな方のために肺炎の症状についての基礎知識をかんたんに説明していきたいと思います。

いつもの風邪だとも思って放っておくと大変なことになりますので注意して下さいね。

 

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そもそも肺炎と風邪の違いは?

肺炎という言葉は知っていても詳細はわからず、なんとなく怖い病気だというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

実際わたしも子供が生れるまでよく風邪と肺炎の違いを理解してませんでした。

風邪と肺炎の違いって意外と知られていませんよね。まずはその違いから説明して行きましょう。

 

風邪も肺炎もウイルスや細菌などが原因で呼吸器が炎症を起こしている状態のことです。

この原因となるウイルスや細菌がのどや鼻の粘膜に侵入して炎症を起こしたものが一般的に風邪と呼ばれています。

 

これが気管支まで到達し炎症を起こすものを気管支炎、ウイルスや細菌が肺にまで侵入して肺が炎症を起こすものが肺炎になります。

つまりどこで炎症を起こしているのかが違いのポイントです。

ですから風邪を放っておいたことが原因で肺炎に発展してしまうケースも少なくありません。

いちど風邪を発症してから悪化して肺炎になるケースだけではなく、いきなり肺炎を発症するケースももちろんあります。

 

肺炎ってどんな症状?

一般的な風邪の症状に加えて激しい咳や高熱、倦怠感などが現れることが肺炎の特徴です。

咳が続いたことにより胸部に痛みを覚えたり、呼吸が浅くなったりもします。

 

風邪などの病気からこじらせて肺炎になるケースも多いですが、

感染力の強い菌が原因の場合はいきなり肺炎になることもありますので症状が出てからいきなり高熱や激しい咳などの肺炎の症状が出ることもあります。

 

有名なもので言えばマイコプラズマ菌、レジオネラ菌などの細菌やアデノウイルス、インフルエンザウイルスなどのウイルスです。

 

子供の肺炎の特徴ってある?

ウイルスが原因となる肺炎の場合、主な症状としては発熱、咳、鼻水と普通の風邪やインフルエンザの症状にとても良く似ています。

ですから医療関係者でない人が早期に見分けることはとても難しいものとなっています。症状が軽い場合であれば風邪だと思ったまま自然に治ってしまうことも多く、気づかないことも少なくありません。

 

しかし症状を長引かせてしまうと他の感染症を招く原因にもなるので注意が必要です。

一般的な風邪の症状に似ているけれども症状が重かったり、長引いたりした場合は肺炎を疑ってみたほうが良いと思います。

 

細菌が原因となる肺炎の場合、主な症状は高熱と激しい咳、倦怠感、食欲不振などが起こります。

熱も高い時で40度近くになりますし、咳も激しい場合が多いです。悪化すると寒気や呼吸困難などだけではなく耳や鼻でも炎症が起こることがありますので速やかに病院で診てもらうことをお勧めします。

 

 

細菌の一種で、最近よく耳にするマイコプラズマ肺炎の場合は特徴的で、

風邪のような症状に加えて激しい咳込みと胸の痛みがあります。

殆どの症状が収まった後、どこも具合が悪くないのに咳だけ一ヶ月以上残ることも少なくありません。

 

昼間は咳が止まるのに夜間にのみ咳がひどくなる場合はマイコプラズマ肺炎の可能性が大きいです。

お子さんが寝る前に咳がひどくなる場合はマイコプラズマ肺炎を疑った方がいいかもしれませんね。

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子供が肺炎のような時、病院に行くまではどうすればいい?

症状が軽い場合は基本的に風邪やインフルエンザのときと同じような対応で大丈夫です。

風邪のときよりも高熱が続いたり、色の付いた痰がでたり、呼吸が浅くなっている場合は肺炎のおそれがありますので、早めに病院に行くことをおすすめします。

 

しかし肺炎の際は必ずしもこれらの症状が出るわけではないので、安易に「肺炎ではない」と決めつけるのもよくありません。

少しでも怪しいと感じたら可能であれば病院へ行くようにしましょう。風邪に効くはずの薬が効かない場合も疑ったほうが良いでしょう。

 

子供の肺炎は親にうつるの?

肺炎の原因によって差があります。

カビやアレルギーなどが原因で起こった肺炎がうつることはほとんどありません。

 

対して、ウイルスや細菌などが原因で起こった肺炎はうつることがあります。

飛沫感染や空気感染が主な感染経路で、あまり感染力は強くないものが多いのですが、

やはり肺炎の原因となる菌やアレルギーの種類によってはうつりやすいものもあるので、病院で診断してもらい医師に確認するのが良いでしょう。

 

マイコプラズマ肺炎の場合ですと、感染してから症状がでるまでに2週間~4週間ほどかかる場合がありますが、その潜伏期間でもうつしてしまうので注意すべきです。

と言ってもなかなか予防ができないので、局所的に流行することがあるんですね。

潜伏期間は症状がでないため見抜くことができないので対策はとても困難です。辛いです。

 

子供の肺炎が治るまでの期間はどのくらい?

こちらも肺炎の原因によって差があります。

 

[ウイルス性肺炎の場合]

安静にして薬をきちんと飲み、自宅療養をしていれば通常1週間ほどで治ることが多いです。お子さんが小さい場合は症状によっては入院が必要になる場合もあります。

[細菌性肺炎の場合]

こちらは症状が重くなりがちなので入院を必要とする場合も少なくありません。

入院期間は1週間ほどから長ければ2週間を超えることもあります。自宅療養だけで治すことはとても難しいので、病院に行きましょう。

[マイコプラズマ肺炎の場合]

こちらは細菌の一種なのですが症状の重さはひとそれぞれで、風邪だと思ったまま完治してしまうこともあります。

ですが人によっては症状が重くなり、入院が必要になる場合があります。そのケースですと治るまでに1週間ほどは見ておいたほうが良いでしょう。

自宅療養だけの場合は1週間~2週間くらいかかることが多いです。

 

マイコプラズマは発熱や倦怠感、吐き気などの症状が完全に収まったあとも、

乾いた咳が1ヶ月以上続くこともあるので完治するまでには1ヶ月以上かかることも多いのが厄介です。

この咳が原因で肋骨などを痛めてしまうこともあるので注意が必要かもしれません。

 

 

子供が肺炎の場合、保育所はいつからOK?

入院をした場合は医師から聞いているかもしれませんが、退院後1週間は休ませることが推奨されているようです。

 

しかしこれは病気をうつしてしまうからではなく、肺炎によって落ちた免疫力が戻っていないことから大事をとって1週間と言われているのです。

子供の回復力の早さを考慮しても一週間です。ここで無理をさせないようにしたいですね。

 

どうしても仕事が休めない場合は、治ってから2~3日ほどおけば預かってくれる保育所も多くあります。

保育所によっても基準が違うので、お子さんを預けている保育所へ問い合わせをするのが一番確実な方法になります。

 

このようなときの対策として、病後児保育というものもあります。これは病気が治ってから普通の保育園に預けられるようになるまでみてくれるシステムです。

病後児保育をやっている施設は多くはありませんが、可能であればこちらを利用するという手もあります。手続きは出来るだけ早めにしておきましょう。

 

まとめ

本記事ではお子さんの肺炎についての特徴を説明させてもらいました。

しかし今回紹介した肺炎の種類はあくまで代表的なものです。肺炎は普通の風邪やインフルエンザの症状とよく似ていて、初期の症状ですと種類によっては医師でも見逃してしまうことも少なくはありません。

 

ですから症状を見て「普通の風邪とはちょっと違うかも」と思ったら肺炎を疑い、病院へ行き医師に相談することをおすすめします。

病院へ行った際は「夜になると咳が多い」など詳細に症状を伝えて下さい。

今回のお話で「肺炎かもしれない」と疑い、早期発見するきっかけを見つけるお手伝いができたのなら幸いです。

 

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